2024年10月24日(金) に、公益社団法人大阪府工業協会主催 超入門 特許の知識 のセミナーを実施しました。
【概要】
大企業では、特許等を扱う知財部門が存在しますが、多くの会社ではそのような専門部署や人材のいない会社がほとんどです。そのため、設計や開発の担当者が知財の担当を兼務せざるを得ないケースが多くみられます。
本セミナーでは、このような技術者・研究開発者を対象に、忙しい設計業務の中でどのように特許調査をしたらよいのか、そのノウハウをお伝えします。特許情報は技術力アップにも活用できる力を秘めています。このセミナーで得られたノウハウを是非今後の業務にご活用ください。
【内容】
1. 設計・企画・研究開発者が知っておきたい知的財産の種類
- 特許権を活用するメリット
- 知的財産権の種類と特許制度
- 誤解から生じる特許の『罠』
2. 特許調査における知識
- 目的に合わせた調査対象と調査方法
- 調査に割くべき時間と専門家委託
- 設計開発プロセスにおける調査の立ち位置
3. 特許用語と特許公報の読み方
- 特許公報の種類
- 頻出する特許用語
- 特許公報の見方 (演習あり)
- 公報の構成・読む順番・読む上でのポイント
4. 特許調査の進め方
- 特許調査の流れ
- 特許データベース(J-PlatPat)を使った検索の進め方
5. 特許侵害に関する知識
- 特許を取ることと侵害回避することの違い
- 特許侵害回避/特許化のための調査のポイント
6. その他
- 特許に関する費用
- 特許に関する補助金や助成制度