2024年6月23日(金)に、(株)新技術開発センター主催 技術士のための弁理士試験合格のポイント のセミナーを実施しました。
【概要】
弁理士は、知的財産に関する専門家であり、約120年の歴史を誇る権威ある国家資格です。弁理士は業務独占資格であり、特許、実用新案、意匠、商標に関する手続きを業として行うことは弁理士だけに許されています。
近年、経済活動において知的財産権が関係しないことはないといっても過言ではありません。特に特許権は、技術が関係する事業においては、切っても切り離せないものでしょう。しかしながら、弁理士は必ずしもその分野の技術に詳しいとは限りません。
一方で、技術士は、科学技術に関する高等の専門的応用能力を有する技術コンサルタント資格と言えます。専門的応用能力を発揮して技術課題を解決できるということは、技術の本質を理解することができるということです。
このように、技術の本質を理解することができる技術士が同時に弁理士でもあると、発明のポイントを的確に権利化することができるとともに、発明内容をさらにブラシュアップする提案ができる等、事業者にとって最強の右腕となることができるのです。
本セミナーは、技術士の資格をお持ちの方で、弁理士試験を受験される方をはじめ、業務の中で知的財産権に関わり、弁理士の業務に興味がある方等を対象にしています。今後、ご自分の専門とする技術を中心に、課題解決から知財戦略まで一貫したコンサルティングで日本の産業に貢献したいという方のご参加をお待ちしています。
【内容】
弁理士の概要
- 弁理士とはどんな資格か
- 事務所勤務弁理士の業務
- 事務所経営弁理士の業務
- 企業内弁理士の業務
- 弁理士に求められる能力
技術士×弁理士のメリット
- メリットが発揮できるシチュエーション
- 弁理士業界に少ない技術部門
- ダブルコンサルとしての注意点
技術士×弁理士の事業形態
- 独立コンサル系
- コンサル×特許事務所(弁理士法人)
- 企業内の専門職・
- アナリスト系
弁理士試験
- 試験の流れ
- 各試験の性質
- 試験に短期合格するために
技術士と弁理士の経済状況
- 技術士はどのくらい儲かるのか
- 弁理士はどのくらい儲かるのか
- 技術士×弁理士はどのくらい儲かるのか