2023年12月8日(金)に、(株)新技術開発センター主催知らなかったでは済まされない!生成AIガイドライン作成の重要ポイント、のセミナーを実施しました。
https://www.techno-con.co.jp/item/20413.html
【概要】
ChatGPTをはじめとする生成AIが登場したことで、そのクオリティの高さから様々なビジネスシーンへの利用を検討している会社が増えています。
しかし、一部の生成AIの開発元はそのアルゴリズムを開示しておらず、利用の際に入力した情報がどのように学習に利用され、どのように出力される可能性があるかについて不透明な状態であるため、収集された個人情報や営業秘密が漏洩するリスクが存在します。
また、著作物を利用する場合には、その行為や出力された生成物が著作権侵害とならないように注意が必要になる場合があります。
このように、生成AIの利用は注意が必要だと言われているものの、具体的に従業員にどのように注意させたらよいか分からない会社が大多数です。一方で、危険なものとして禁止してしまうとビジネスの幅が狭まってしまい、他社に後れを取ってしまう可能性があるため、生成AIを従業員に適切に利用してもらうための仕組みづくりが急がれています。
本セミナーでは、法律の専門家および知財の専門家である講師が、生成AIのしくみ、個人情報保護法や著作権、適切な利用例、ガイドライン作成例など詳しく解説します。本セミナーを受講することで、生成AIを業務利用するうえで理解しておくべき点と注意すべき事項を網羅したガイドラインを自社で作成できるようになります。
【内容】
生成AIの利用シーン
- 生成AIの種類
- 利用可能性
- 利用例
生成AIの仕組み
- 文章生成AI
- 画像(動画)生成AI
- 音声生成AI
考えられる問題とルール
- 会社の秘密情報の問題(営業秘密、特許出願・実用新案登録出願・意匠出願前の公知化リスク)
- 個人情報保護法の問題
- 特許権・実用新案権・意匠権・商標権の侵害の問題
- 著作権法の問題(他人の著作権の侵害・自己に著作権を帰属させる)
生成AIの適切な利用例
- 会社の秘密情報の問題(営業秘密、特許出願・実用新案登録出願・意匠出願前の公知化リスク)をクリアする
- 個人情報保護法の問題をクリアする
- 特許権・実用新案権・意匠権・商標権の侵害の問題をクリアする
- 著作権法の問題(他人の著作権の侵害・自己に著作権を帰属させる)をクリアする
ガイドライン例
- 生成AIの利用ガイドライン
- 東京都ai_guideline
- 自社で作成する際の留意点
今後注意すべき点
- 生成AI利用規約の変更があり得ること
- 社内ルールの策定・教育・適正な利用のチェック